船の到着が遅れた影響で予約していた飛行機の変更をすることになった。
11時の便を少し遅らせるだけでよかったのですが、次にとれた便は
なんと21時。。。上海の街を散策しようかとも思ったけれど、もっと
早い便がとれるかもしれないと、浦東国際空港へとりあえず行く
ことにした。的士の運転手が必要以上にとばしてくれたので(汗)
思いのほか早く到着できた。時計は14時。。。
中国東方航空の受付で大きな旅行カバンを2つ預けると、過量で
追加金140元。。
画像は搭乗前の空港内部の様子。端までどれくらいあるんだろうか。。。
結局早い便はとれなかったので、実に6時間
もの間ひたすら待ち続けることになりました。
H君はもうすぐ家に帰ることができるとややハイテンション、
一方の私は少し疲れモード。
それでも搭乗時間が近づくと復活。いざ武漢へ!
一年ぶりにやってきた武漢、空港を出てきたときには22時半を過ぎて
いて、とにかく家に急ごうと「的士」に乗り込んだ。
体格のいいドライバーさん。H君もひさびさに武漢の方言で会話できて
なんだか嬉しそう。私もほっと一息。。。
と!思っていたら状況が一変!!
車が猛スピードで走りだす!しかも高速道路の料金所を迂回するため
対向車とすれ違うのもぎりぎりの細い裏道を。。。オイオイ(汗)
武漢に来たことがある方ならみなさん御存じかとは思いますが、
武漢のドライバーにとって交通ルールなど無いものと同じ。
事故を起こさなければなんでもありの運転をします。
1年前にも体験済みだったのですが、今回武漢に降り立ってすぐに
手荒い歓迎をされました。
ほんと2回はぶつかると思いましたよ。。。
H君の家に着くとご両親が料理を作って待ってくれていました。
時間も遅くなっていたので食事のあとはシャワーを浴びて
すぐにベッドへ。。しばらくは居候させてもらうことになりました。
感謝です。。
10月8日、いよいよ出発。11時の乗船時間に間に合うように
相棒H君の家を出る。これで彼は長く住んでいた部屋ともお別れ。
後には朋友が入るらしい。
最寄りの駅まで家族が見送りに来てくれた。
電車に揺られて下関港へ。ほとんどの方はご存知でしょうか、
関門海峡をはさんで九州側が門司港、本州側が下関。
でも電車は「門司港駅」ではなくて2つ手前の「門司駅」で乗り換え
なければ下関に行かないんですね。恥ずかしながら知らなかった
私たちは門司港駅まで行きすぎてしまい、慌てて引き返すはめに(苦笑)
時間に余裕をもって出発したおかげで、なんとか出港の30分前に
たどり着くことができた。
受付で乗船券(客室1等室で¥19000)と施設使用料¥600を支払い
出国ゲートへ。飛行機のときのような厳しい荷物検査もなく
金属センサーのゲートをくぐることもありません。
私はすんなりと通過。。。ところがH君はなかなか通してもらえません
もう日本に再入国しないH君は外国人登録証を返却しなければならず、
その手続きに手間取ったよう。
乗船口では中国人のスタッフが「こんにちわ。」と笑顔。。
かなり大きな船で、客室は4~6階にあって下は貨物のスペース。
大した揺れもなく乗船前に飲んだ酔い止めの薬のおかげか
心配していた船酔いもなく快適でした。
画像は上から、船の写真、船室、共同浴場です。
風呂に入ると、船の揺れに合わせて水面が左右に上がったり下がったり
となかなかおもしろい。いい年した大人がはしゃいでしまいました。
船内はスタッフ、乗客ともほとんどが中国人。船内時間も日本に
いるときから1時間遅い中国の標準時に設定されています。
後でわかったのですが、日本人は私と20代後半の女性の
2人だけ、聞けば一人旅だそうで、かなりびっくり。。
H君に頼らなければ中国へ行く勇気など私はありません。
夜になって船内放送があり、やはり台風の影響で到着が遅れるとのこと
予定では9日の17時に上海から少し離れた「太倉港」に着くはずが、
翌10日の深夜1時になるそうで、そのまま船内で2泊目。。。
翌朝8時の税関の開始時間を待って下船することになった。
予想はしていましたが、ほとんど何もすることがない船内で
本を読むか寝るか、甲板を散歩するかで時間を過ごすのは
かなりの苦痛でした。まぁもともと上海でホテルをとって一泊する
予定だったので、節約にはなりましたが。。。
上の画像は朝食です。もう完全に中国食です。
日の出の上海沖を進む船列
下船して税関までバスで移動します。「太倉港」は広く、船着場から税関は
見えません。
軍服?を来た人たちが監視する中、入国審査も無事にパス。
そこから予約しておいたマイクロバスで太倉の町まで移動、25元。
太倉から上海まではバスで1時間半ほどの距離、けっこう
遠いなぁ。とつぶやくと、H君から「近い近い」と手を振られる。
小さな島国の人間と大陸の人間では距離感もかなり違いますね。
上海にある「浦東国際空港」までタクシーで行こうと、通りかかった
「的士」(タクシーを漢字で書くとこう書く)の運転手に値段を聞くと
360元(日本円は元×16くらい)だという。う~ん高い。。
ではバスでなら?と上海行きの乗車券の値段を聞くと20元だって。
2人分合わせても40元なんですけど。。。この差はいったい??
当然バスを選びました。1日遅れですがなんとか上海にたどりつきました。
こんばんわ。patissier_m_Kです。
下関港を発ってから今までの間、ブログの更新が出来ずにいました
一度だけ、武漢のネットカフェから更新したのですが、
日本語のサイトまで行って、一文字一文字コピーしては貼り付けて
パズルのようにして文章を書くという大変な作業をやってました。
たった9行を書くだけで1時間ちかくかかったかも。。。
出店場所が決まってから、近くに部屋を借りたのでネット開通も
遅くなってしまったというわけ。
武漢市内の漢口という地区を中心にさんざん歩き回って、
予算に合う物件を探して、本契約を今日済ませてきた。
人通りはそんなに多くない通りだけれど、街の中心地のような
ところより、マンションの密集した居住区域のほうが
ケーキ屋という商売には向いていると私は考えていて、さらに
毎月の家賃も抑えられることもあってここに決めました。
中国の貸店舗というのは大家さんとの契約の前にやっかいなのが
その店舗をそれまで借りていた経営者から次の経営者が
経営の権利を買わなければならないということ。
前の経営者はその店舗で利益を見込めないため「店舗を譲りますよ」と
書いた紙を店の前面に張り出して、それを私のような店を始めたい
人が見て経営権の値段と家賃を聞きに行くのですが、ほとんどの
場合とんでもない値段をふっかけてくることが多い。
毎日のように電話で問い合わせたり、実際その場所まで行って
交渉したりで、この場所でこの値段ならなんとかいけるだろうと決めた
物件は45㎡で経営権利金と1年間の家賃を合わせて34000元、
日本円にしておよそ50万円くらい。安いと思うか高いと思うかは
価値観の違いがあるかとは思いますが、地元武漢人に言わせると
それでも少し高いらしいです。
ともあれこれで次に進めるので前向きに考えます。
明日から店の内寸を測って、内装屋さんと交渉を始める予定。
ちなみに私が借りた部屋は月額800元(13000円くらい)で
これもやはりやや高いそうです(武漢人いわく。。。)
出国してから今日までの出来事はまた後日記事にしたいと思います。
それではまた。。おやすみなさい。
こんにちは。patissier_m_kです。
武漢に滞在してすで に10日が過ぎた。
いいかげん生きてることだけでもつたえておこうと
武漢市のネットカフェ?で更新しているところ。。
とりあえず店の開店よてい地はきまりましたが
中国語設定のパソコンだとうまくいかないので
今日の更新はここまで。。ネットが開通するまでは
コメントへのへんじも申し訳ありませんが出来ません。
それではまた
日付が変わってもう今日の昼過ぎには海の上。。。
直前の今は友人の家からの更新、早く寝るつもりが
まだまだ眠れそうにない。。というか寝ないかも(オイ!)
ややおかしなテンションの男二人。
おそらく今回の更新の後はしばらく出来ないと思うので
気長に次の更新をお待ちください。
先ほどまで修行時代によく通っていた居酒屋に行き
ビール片手に看板の一口餃子と焼き鳥を食べ、
懐かしいマスターの救いようのないオヤジギャグを聞いて
元気をもらってきた。
仕上げにこれまた看板のラーメンを食べ大満足。。。
しばらくは食べられないけれどこれでさらに頑張ることが出来る。
ではあらためまして。。。
行ってきまーす!!