今日は近くのフランス系スーパー(カルフール)まで買い物にいってきたの
ですが、その際に日本では見たことがないものに遭遇しました。
エスカレーターで売り場(2F,3F)にあがるのですが、私のすぐ目の前に
いかつい男性が3名。服装からして、警察か警備会社の人と分かります。
真ん中の男性は大きめのカバンを持っていて、残りの二人が前後を守る
ように位置していました。おそらく現金もしくは貴金属などの貴重品を運ぶ
お仕事なのでしょう。。。
ここまでは日本でも見かけることはありますのでなんてことはないのですが、
驚いたのは前後の2人が手に携えていた「ショットガン」!!!
私は間近で見るのは初めてのことでしたので、内心ドキドキでした。
さすがに画像はありませんが、本物です(汗)
警棒なんかじゃあ中国では守りきれないってことでしょうか?
しかも後で中国の人に聞くと強盗が来た場合は発砲も当然だそうです。
日々の生活の中では危険を感じることはありませんが、こんなのを見ると
外国って危険がいっぱいなんだね。と思ってしまいます。
あ~びっくりした。。
中国でケーキ屋をやっていますので、ケーキの名前ももちろん中国語で
表記しています。(下に日本語で小さく表示)
もともと中国名がないケーキがほとんどになりますので、名前の付け方も
いろいろです。使用している材料の名前からつけたり、音に当て字をしてい
たり、意味を直訳したものであったり、イメージで付けたものであったり。。。
おもしろいので紹介してみようと思います。
材料の名前編 ブランデー味のチョコレートケーキ→「酒心巧克力」
チーズケーキ→「芝士蛋糕」 (芝士がチーズの意)
音の当て字編 モンブラン→蒙布朗(「もんぶろん」って言ってます)
ティラミス→堤拉米〇←日本にない漢字で「そ~」と発音する
プリン→布丁(「ぷでぃん」と聞こえる)
エクレア→艾可儿(「あぃくぇあ~」って聞こえる)
意味を直訳編 ブラン・アンジェ→白色天使(ぱいす~てんす)
フォレ・ノワール→黒森林(へいせんりん)
イメージ編 シュークリーム→泡芙(ぱおふぅ)他のケーキ屋さんでも同じ
シャルロット・ヤーリー→雪蜜儿(しゅえみぃあ)
と、こんな感じです。相棒H君のセンスが問われるところですね。
ただし、日本人の私にはオシャレな名前になっているかどうかは判別する
ことが出来ません。どなたかご意見があればお聞かせくだされば幸いです。
ホールケーキのチョコレート版で、全体をチョコでコーティングしたタイプ
です。チョコ生クリームで絞りで仕上げたものもいいですが、こちらも
艶のある感じの見た目で好きです。少しチョコの味が濃いです。
ショウケースには常時デコレーションを置くようにしていますが、タイプは
日によってまちまちです。白い生クリームでフルーツ飾りのものが一番
よく出ますが、チョコもお勧めです。15cm、52元。
中はチョコのスポンジで苺サンド、香りづけにブランデーやオレンジのリ
キュールの入ったシロップを打ってあります。
今日ご紹介するケーキは、バナナのムースです。一つ7元。
一昨日から登場した新商品で、なかなかにかわいい仕上がりになっています
土台にはチョコのスポンジケーキ、バナナのムースには香りづけにラム酒を
少しだけ加えています。
某先輩パティシエがバナナの知名度がその価値に合わず、低く思われている
ことを指摘しておられましたが、私も同感で、バナナ大好きなんです(笑)
実際日本ではいつの頃からか、安い果物の代表になってしまいましたが、
中国でのバナナ人気は高く、この新商品も好調な売れ行きとなっています。
そのまま食べても美味しいけれど、ケーキの素材としてもとても優れている
と思います。
それに一年中手に入るってとこもうれしいところです。
定番ではないのですが、気が向いた時にいろいろ作っては店頭に
並べています。最近作ったもの一つがこれです。
日本でも最近はあまりみかけないかもしれませんね。
ご存じ「ミルクレープ」です。一つ7元なり。
クレープの間にはカスタードクリームをはさんであります。
仕上げに粉砂糖。。。かけない方がよかったかも。。。
ちなみに粉砂糖をかける前はこんな感じ
気まぐれに作ったり作らなかったりなのでいつもあるわけではない裏
メニューですが、美味しいですよ(笑)
前もっていっていただければ出来たてをご用意いたします。